記事一覧
AI学習のフェアユース否定理由が控訴審で公開された(AI音楽クリエイターの学習利用)。対象は非生成の法律検索でSuno/Udio判決ではない

ニュース

AI学習のフェアユース否定理由が控訴審で公開された(AI音楽クリエイターの学習利用)。対象は非生成の法律検索でSuno/Udio判決ではない

米第3巡回区控訴裁(No. 25-2153)の意見は2026年9月29日起案・封印で、公式PDFが読める状態になった。Westlawヘッドノート2,243件はオリジナル。ROSSの学習はフェアユースではない。ROSSは非生成の法律検索。Suno/Udioの生成音楽判決ではない。法的助言ではない。

何が起きたか

米第3巡回区控訴裁の意見(No. 25-2153、Thomson Reuters/West Publishing対ROSS Intelligence、2026年9月29日起案・封印)が公式PDFとして公開された。執筆はMontgomery-Reeves判事。Westlawヘッドノート2,243件はオリジナル。ROSSのAI学習利用はフェアユースではない、と地裁の一部略式判決を維持。ROSSは非生成の法律検索。

何が変わったか

前日までの公開は結論(AFFIRMED)と封印のみ。いま理由が読める。第1要素は営利かつ変容は最小。第4要素は元市場に加え、ヘッドノートをAI学習データとして許諾する潜在市場を害する。脚注は、DOJの生成AIフェアユース主張は本件に当てはまらない、ROSSはオリジナル表現を生成できない、と書く。

誰の何の実務に効くか

効くのは学習利用と、レーベルが言う代替競争理論の文脈だけ。生成音楽(Suno/Udio)のフェアユース勝敗ではない。意見は非生成の法律検索を対象にする。配信許諾やクレジット義務を書き換える判断ではない。

今日からやること

進行中の生成案件で「学習根拠=許諾かフェアユース主張か」を1行更新し、本件PDFを生成音楽の勝敗として引用しない。

出典

一次は第3巡回区公式意見PDF。Plagiarism Today(2026-10-01)は二次。クリック可能なURLは末尾。

Source: U.S. Court of Appeals for the Third Circuit