
制作メモ
Sunoのダウンロード上限と、KominamiがStudioを使わない理由
2026年9月3日から、Sunoはプランごとにファイルのダウンロード回数を制限する。通常のダウンロードはProが月20本、Premierが月60本。公式が制限なしと書いているのは、PremierがSuno Studioから書き出す場合だけである。KominamiはStudioを使わずライブラリから取得しているため、公開用ファイルはこの例外の外にある。サイト利用者がgetkominami.comから落とす回数は、Sunoの枠と無関係である。
公式発表で確認できること
Sunoは2026年8月10日のブログとヘルプセンターのFAQで、9月3日からプラン別にダウンロード上限を導入すると案内しています。制限されるのは端末へファイルを出す回数です。ライブラリ内の再生、共有、リンクは全プランで制限されない、と公式は書いています。未使用の月次枠は繰り越さず、同じ曲の再ダウンロードやステムは1本分です。上限を超えた追加購入はある、とされていますが、本稿執筆時点で価格は公式に出ていません。
9月3日以前に作った曲のダウンロードにも、同日から上限が適用されます。有料プランの会員としてダウンロードした曲について、Sunoは商用または個人利用の権利がある、と説明しています。無料の trial ダウンロードに商用権はありません。
プラン別の回数
数字はSunoのブログ、FAQ、料金表で一致している範囲だけを使います。生成のクレジット上限とは別です。
Studioの「制限なし」が指す範囲
ブログ本文は「Premier subscribers who use Suno Studio … there are no download limits」です。FAQは、Studioから自分の制作物を limitation なくダウンロードできる、プロのワークフローを維持する、と書いています。Studio 2.0の案内では、PremierがStudioから32-bit/48kHzのマルチトラックとステムを制限なく書き出せる、とされています。
これはライブラリの通常ダウンロードがPremierでも月60本であることと両立します。Studioを開かずに落とす分は、60本の枠に入ります。公式は、最低何分編集すれば無制限になる、といった条件は書いていません。
Warner発表との関係
Warner Music Groupの提携発表は、訴訟の和解とライセンス提携を同時に出しています。その文面には、ダウンロードに有料アカウントが必要になること、無料は再生・共有中心になること、有料は月次キャップと追加購入があること、がすでに入っています。9月の20本・60本・Studio例外・Freeの生涯7本は、この枠組みの具体化です。
Sunoの9月説明自体はレーベル名を出していません。理由として公式が書いているのは、大量の持ち出しを難しくし、意図的な制作に使う、という点です。Warner発表では無料をダウンロード不可としていましたが、最終ルールは生涯7本の trial です。和解発表の一文を、9月ルールそのものとして引用しません。この発表を、すべてのレーベルとの和解が終わった証拠にもしません。
Kominamiの観測
公開用の音源は、Sunoのライブラリからファイルを取得してKominamiへ載せています。Suno Studioは使っていません。生成アプリの本筋はアイデアとStylesであり、DAW型の操作を挟んでも、こちらの制作では効果的ではない、と判断しているためです。Studio 2.0のMIDI、エフェクト、プラグインも、その判断は変えていません。
したがって、公式のStudio例外は、いまの取得経路には当たりません。9月3日以降、Proなら月20本、Premierでも通常ダウンロードなら月60本が、公開用ファイルの取得上限になります。Studioを抜け道として使う予定はありません。最低限の操作を挟めば無制限になる、とも今は言いません。画面が9月以降どう動くかは、そのとき観測します。
このサイトの利用者に起きること
getkominami.comのカタログから音源をダウンロードする回数は、Sunoのプラン枠ではありません。利用条件は従来どおりKominamiのライセンス概要に従います。今回のSuno発表だけを理由に、公開中の利用条件は変えていません。
変わるのは運営がSunoから正規にファイルを持ち出す経路と、月あたり何本まで公開用に取得できるかです。Suno上で作って聴いて共有する使い方と、ファイルを外へ出してカタログにする使い方は、公式の説明でも分かれています。Kominamiは後者です。
Source: Suno