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同じLo-Fiでも、同じ場面には合わない。タグの先を聴く

制作メモ

同じLo-Fiでも、同じ場面には合わない。タグの先を聴く

ジャンルで探すのは便利でも、採用する理由はそれだけでは足りません。テンポ、音の密度、旋律の強さから、分類と実際の聞こえ方の間を考えます。

分類は似た曲への入口

Lo-Fi、Electronic、Piano。ジャンルを選べば、広いカタログから気になる方向へ進めます。ただ、同じ名前の中にも、旋律が前に出る曲、打楽器が細かい曲、音の隙間が多い曲があります。

「Lo-Fiだから会話向き」と先に決めると、その差を聴き落とすことがあります。タグは候補を見つける入口として使い、採用の理由は使用場面の聞こえ方から付け足すと整理できます。

テンポ以外にも動きがある

テンポが近い二曲でも、細かな打楽器や音の数が違えば忙しさは変わります。ゆっくりした曲でも強い主旋律があれば、説明や会話と注意を取り合うことがあります。

比べるときは音量を近づけ、同じ映像や声に重ねてみると、テンポだけでは説明できなかった違いが見えてきます。冒頭の印象に加えて、中盤や終盤の展開も候補の性格に含まれます。

推定タグに結論を任せない

解析による分類は、探す範囲を狭める手がかりです。ジャンル名やムード語一つで、声の有無、使われる楽器、ループの継ぎ目、特定の場面への適性まで確定できるわけではありません。

採用メモには「同じジャンルの中で、台詞の下に置いても旋律が気になりにくかった」のように、聴いて決めた理由を残すと便利です。タグが後で更新されても、自分の選択を辿れる情報になります。

出典: Kominami